京都「ブーランジェリー アルチザナル」～ミニマルで味わい深い、大人仕様のパンたち～

今回は、帰りの新幹線で食べるお弁当等は購入せず、自宅に帰ってからの軽い食事用として、「ブーランジェリー アルチザナル」さんで、パンを購入しました。お店は、河原町今出川交差点のすぐそば。ギャラリーのような、明るくシンプルなお店です。

◆ パテ・ド・カンパーニュ

まず驚くのが、パテの厚み。近所にあるレストランで作っているパテだそうです。バゲッド生地の見た目は無骨ですが、パテの食感とマッチする柔らかさです。それでいて、しっかりと噛み応えのある味はパテのボリュームに決して負けておらず、必要にして十分という、このミニマリズムが印象的でした。
 

◆パン・オ・ショコラ

しっかりと焦げ目がつき。側面の美しい層がパリパリっと音を立てるほど香ばしく焼きあげられています。ビターなヴァローナチョコと共に、かなり大人向きの味わい。こういうタイプ、好きです！

東京まで持ちかえることを考えて数を抑えたのですが、ふたつとも、とても気に入りました。その佇まい同様、シンプルながらどっしりとした存在感のあるパンで、ワインや濃いめのコーヒーと一緒の風景が似合いそうです。

旅先のパン購入は、本当に悩ましい問題です。次回は、途中で溶けてべたついたら嫌だなと思って、泣く泣く諦めたデニッシュと、ハード系のパンを購入したいと思います。ごちそうさまでした。

2015年12月某日の旅先：　京都・出町柳 「ブーランジェリー アルチザナル」さん

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