無芸大食・読書亡羊~美味しいものと本と旅~

美味しいものと本と旅が至福であり、生きがい。インスタ映えや星の数じゃなく、自分がいいと思えたものとの出会いを綴ってゆきたいです

浜田山「ベリーズティールーム」~初体験のイギリス菓子・クランペット~

イギリス流のお茶請けといえばイングリッシュスコーンという頭があり、クロテッドクリームをたっぷりのせて頂くそれが、私は大好きなのですが、イギリスのお菓子には「クランペット」なるものあることを知り、それを頂くべく、浜田山にある「ベリーズティールーム」さんにお邪魔しました。

クランペットとは、イギリスでは定番のパンケーキの一種なのだそうです。バターや蜂蜜をかけるのが伝統的なスタイルのようですが、ジャムやスプレッドを載せたり、ポーチドエッグを添えて食事として頂くこともあるのだとか。「ベリーズティールーム」さんには季節のフルーツやアイスを添えたクランペットのメニューもありました。

◆ スイーツクランペット(オレンジ)
イチゴやチョコバナナなどもありましたが、さっぱりした甘さがほしかったので、今回はオレンジのクランペットを。イングリッシュマフィンぐらいの大きさのクランペットが2つに、フルーツと生クリーム、アイスが載っています。 
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普通のパンケーキよりもふっくらしていて、ナイフを入れる手に弾力を感じます。もっちりとした食感は、パンのように酵母を発酵させてから焼くという作り方を聞いて納得。クランペット自体に甘さがないので、食事系&スイーツ系どんなトッピングとも相性が良いのも、パンと同じですね。一方で、弾力ある生地が必要以上にアイスやフルーツの水分を吸い込まないので、汁だくのびちゃっとした状態になってしまわないのも嬉しいです。個人的には、ホットケーキやパンケーキよりも好みで、また頂きたいと思う一品でした。

◆ アッサムティー
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紅茶はアッサムを頂きました。コーヒー同様、茶葉も濃厚で力強いタイプが好きな私です。紅茶専門店はポットでたっぷり頂けるのが嬉しいですね。

花柄の壁紙に焦げ茶の木の椅子とテーブル、レースのテーブルクロスなど、古き良き英国風のインテリアは、こういう雰囲気に全くそぐわない私としては、ちょっぴり気恥ずかしさを覚えてしまうものの、クランペットという新しい味に出会え、美味しい紅茶を頂けたので、とても満足。

こちらでは、ちゃんとクリームティークロテッドクリームが添えられたスコーンとミルクティーの組み合わせ)はもちろん、サマープディングなど月替わりのイギリス菓子やアフタヌーンティーセットなども頂けるそうです。

ホテルのティールームならいざ知らず、住宅地である浜田山の駅近くの小さなお店で、こんなふうに本格的なイギリスのお菓子とお茶を頂けるのもいいなぁと思いました。

ごちそうさまでした。

ベリーズティールーム紅茶専門店 / 浜田山駅西永福駅
昼総合点★★★☆☆ 3.2