吉祥寺「ピッツェリアGG」~わかっちゃいるけどやめられない~
随分前に友人から美味しいという評判を聞いて行ってみたいと思いつつ、割と近所でいつでも行ける距離であることが逆に災いし、後回しにしていた「ピッツェリアGG」さん。「中央線とdancyu」のムックで紹介されていたのを見て、粉モノ好きを道連れに行ってみることに。
お店に入ってまず目に留まるのは、厨房の奥に鎮座する、角型のモザイクタイル貼りのデザインが可愛らしい立派な焼き窯。ピッツェリア気分がアガります。店内も活気があり、12時を回ってまもなくの時間でしたが8割方お客さんが座っていて、私たちも滑り込みセーフ。その後もひっきりなしにお客さんが来店していて、待っている人も。やっぱり人気があるんだな。
お店に入ってまず目に留まるのは、厨房の奥に鎮座する、角型のモザイクタイル貼りのデザインが可愛らしい立派な焼き窯。ピッツェリア気分がアガります。店内も活気があり、12時を回ってまもなくの時間でしたが8割方お客さんが座っていて、私たちも滑り込みセーフ。その後もひっきりなしにお客さんが来店していて、待っている人も。やっぱり人気があるんだな。
頂いたのはブラックオリーブが乗ったプッタネスカと、店主が初めて修業先で習得したという触れ込みのサラミ入りのサンタアナスタースィア。店名が示す通りピッツァがメインのお店なので一人1枚のオーダーが正しいようです。もちろん言われずとも1枚は確実に頂く気満々ですが…。
あの窯の威力ならあっという間に焼けるのでしょうね、ドリンクで喉を潤す間もそこそこに熱々のピッツァが運ばれてきました。
◆ プッタネスカ
まず感じるのは、香ばしい焦げ目と豊かな小麦粉の香り。 生地は薄いけれどもクリスピーなサクサクとした感じではなく、ふっくら瑞々しく、焼きたてのパンを頬張った時のような、瑞々しいもっちり感。これがモッツァレラのくせのないすっきりしたチーズやトマトの甘味と相性が良く、一人1枚ぺろりといける軽やかさ。
◆ サンタアナスタースィア
もちろん同席者と半分こずつ違った味を楽しみましたが、カリッと焦げた端の生地だけの部分、プチっとトマトの種が染み出した部分、細かく散りばめられたサラミの塩気が感じられる部分…と、食べる箇所によって一口ごとに違った味わいが楽しめます。
もちろん同席者と半分こずつ違った味を楽しみましたが、カリッと焦げた端の生地だけの部分、プチっとトマトの種が染み出した部分、細かく散りばめられたサラミの塩気が感じられる部分…と、食べる箇所によって一口ごとに違った味わいが楽しめます。
2人で美味しいね~美味しいね~と言い合いながらあっという間に平らげてしまいましたが、粉モノやチーズを食べた時に感じる胃の重さは全然ありません。
専門店でないところでよくあるパン生地のような生地が苦手で、ピッツァと言えばクリスピーなタイプを好む方でしたが、こちらはとにかく生地が美味しくて、ピッツァは生地を味わってこそだなぁと、きちんと作られたピッツァの美味しさに開眼しました。身体に負担が少ない糖質フリー礼讃のご時世ですが、やっぱり粉モノは美味しいなぁ控えた方が言いといわれても、この旨さには勝てまい。
私たちの隣に座った大学生くらいの女子2名は、フリットが乗った(メニュー名は失念)豪快なピッツァをオーダーして楽しそうにシェアていましたが、次回は私もビスマルクとかサルシッチャとかちょっとボリュームのありそうなトッピングのものを試してみたいです。
なお、平日ランチとしてデザートがサービスにつきましたが、甘さ控えめでココアパウダーの苦みが効いた私好みの味で、思わぬ僥倖に巡り合いました。