読まされ図書室(小林聡美)~読後所感~
※あくまでも個人的な感想です。一部作品のあらすじやテーマに触れている箇所がありますので、
まだこの本を読まれていない方は、以下記述に目を通される際にはどうぞご留意ください。
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まだこの本を読まれていない方は、以下記述に目を通される際にはどうぞご留意ください。
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本の印象は読者の視点によって全く異なるから、誰かが綴った読後感は書評とはまた違って、とても興味深いもの。それが聡美さんの、ちょっととぼけた文体で語られるのがまた楽しくて、声をあげて笑ってしまう箇所もありました。「汗と涙の記録でもある」とあるように、ご自身の「凝り固まった」好みとは別に、聡美さんがなぜにこれを私に?と思うような変化球や難球の推薦本もあって、ある時は朗読しながら、ある時はメモを取りながらと、奮闘しながら抜群のセンスで読み解く様子がまた、聡美さんらしくて可愛い。
推薦人は例えば、井上陽水、皆川明、よしもとばなな、長塚圭史、酒井順子、群ようこ各氏他多数と、豪華且つバラエティに富んだ顔ぶれと、そのセレクトも見所です。中盤に挟まれた、よしもとばななさんとの対談の場が、おそらく「ブンダンカフェ」さんらしいのも個人的にテンションアップ。
図書館の貸し出しカードを模した装丁や、さかざきちはる(今はひらがな表記にされているのですね)さんのイラストも素敵な一冊です。
推薦人は例えば、井上陽水、皆川明、よしもとばなな、長塚圭史、酒井順子、群ようこ各氏他多数と、豪華且つバラエティに富んだ顔ぶれと、そのセレクトも見所です。中盤に挟まれた、よしもとばななさんとの対談の場が、おそらく「ブンダンカフェ」さんらしいのも個人的にテンションアップ。
図書館の貸し出しカードを模した装丁や、さかざきちはる(今はひらがな表記にされているのですね)さんのイラストも素敵な一冊です。