プレミアム・ラッシュ / Premium Rush～鑑賞後感～ - 無芸大食・読書亡羊～美味しいものと本と旅～

※あくまでも個人的な感想です。一部作品のあらすじやテーマに触れている箇所がありますので、
まだこの映画をご覧になっていない方は、以下記述に目を通される際にはどうぞご留意ください。
-----------------------------------------------------------------------------------

プレミアム・ラッシュ [DVD] [DVD]

ジョセフ・ゴードン=レヴィット

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

2013-10-09

「（500日の）サマー」と「インセプション」から好きで、「50/50」で完全にファンになったジョセフ・ゴードン・レヴィット主演作品と聞いて観た日本劇場未公開映画。

彼が演じるバイクメッセンジャーが、事情も知らぬまま、蛇頭に関連する荷物の運搬を請け負ったことから事件に巻き込まれるというストーリーですが、車と人がひしめくNYを、あまりにも無鉄砲なスピードで駆け抜けるバイカー達の、カーチェイスさながらの迫力のバイクアクションが痛快。以前必要に迫られて、NYで平日の帰宅ラッシュアワーに人力車に乗ったことがあるのですが、アヴェニューごとに一方通行などの交通ルールがあり、車の間を縫って複雑な動きで疾走する人力車に生きた心地がしなかったことを思い出しました。

映像同様スピーディーでテンポの良いストーリー運びも軽快で、ラストまで爽快感溢れる作品です。悪役のマイケル・シャノンがクセモノすぎて、主役を食ってしまう勢いで嬉々としたキャラクターを披露しているのも、個人的にツボにハマりました。