西荻窪「3&1 Sandwich トレエウーノ・サンドイッチ」~地元ランチの楽しみ倍増~
犬の散歩の途中に「トラットリア29(ヴェンテイノーヴェ)」さんのお店の前を通りかかり、「3&1(トレエウーノ)」=サンドウィッチという語呂合わせの名前で、8月22日からランチを始めたという掲示を発見。「29」さんらしい肉感溢れるボリュームサンドウィッチの美味しそうなメニューに魅かれ、遊びに来ていた母を誘って早速ランチに伺いました。
メニューは、ローストポーク、グリル野菜とチーズ、モツ、そしてステーキサンドの基本4種類だそうですが、この日のメニューにあった「モッツァレラブッラータと、トマトと鶏のグリルサンド」のように、イレギュラーに出るサンドウィッチもあるようです。お店のFBにはメニュー完成までの経緯や、賑やかにお店づくりをされている様子が綴ってあって面白く拝見しました。(お店でのマダムは、シャイな方かと感じていたのですが…意外!)
◆アンガス牛のステーキサンド
「29」さんの真骨頂、たっぷりの肉厚ビステッカが主役です。
外側はこんがり炭焼きの香り漂い、中はしっとりルビー色のステーキは迫力の存在感。お店のFBによると、パンはディナーで出している自家製パーネトスカーノをサンドウィッチ用にアレンジされているそうですが、ザクッとした食感はステーキの存在感にも負けていません。肉の旨みたっぷりのステーキと、とろり甘酸っぱいバルサミコソース、独特の香りとほのかな苦みが効いたルッコラと、まろやかなパルミジャーノの旨味、それらを包み込んだパンの全てがバランスよく絡みあって、口福感いっぱいになります。
やはりサンドウィッチは、美味しいものたちを一体化させてガブリといってこその美味しさ。メインのステーキと添えられたパンを頂くのとは全く違う、サンドウィッチならではの美味しさを堪能出来ました。ただ、やはり肉塊を焼いて仕上げるだけに、待ち時間は30分を要しました。
外側はこんがり炭焼きの香り漂い、中はしっとりルビー色のステーキは迫力の存在感。お店のFBによると、パンはディナーで出している自家製パーネトスカーノをサンドウィッチ用にアレンジされているそうですが、ザクッとした食感はステーキの存在感にも負けていません。肉の旨みたっぷりのステーキと、とろり甘酸っぱいバルサミコソース、独特の香りとほのかな苦みが効いたルッコラと、まろやかなパルミジャーノの旨味、それらを包み込んだパンの全てがバランスよく絡みあって、口福感いっぱいになります。
やはりサンドウィッチは、美味しいものたちを一体化させてガブリといってこその美味しさ。メインのステーキと添えられたパンを頂くのとは全く違う、サンドウィッチならではの美味しさを堪能出来ました。ただ、やはり肉塊を焼いて仕上げるだけに、待ち時間は30分を要しました。
◆ローストポークのサンドウィッチ
母がチョイスしたのがこちら。層をなしたたっぷりのポークと、紫キャベツのマリネ、マンゴーソースのカラフルなレイヤーがフォトジェニックで、見た目も美しいサンドウィッチですが、ポークの甘さと紫キャベツのシャキシャキ感にほのかな甘みのソースの組み合わせが心憎く、クセになりそうな美味しさです。
尚、全てのサンドウィッチに野菜のココットが付いていて、この日はレンズ豆でした。
尚、全てのサンドウィッチに野菜のココットが付いていて、この日はレンズ豆でした。
◆貴陽プラムジャムのソーダ
めずらしいソーダを見つけたので頂いてみました。「フルーツパーラーゴトー」さんで出会って以来、貴陽プラムに激しく反応してしまう私…。生ではなくジャムなのでも甘さはしっかりあるけれど、ソーダ割りなのですっきりと爽やかな飲み心地が美味しい!サンドウィッチと炭酸は相性良しだと思うのです。ジンジャーエールもあるといいなぁ。
◆いちじくとゴルゴンゾーラのタルト
無花果とゴルゴンゾーラには目がない母が目ざとくオーダー。もちろん私に異存があろうはずもなく。無花果の水分が染みていてタルトというよりフランに近い食感になっていましたが、甘味と塩気が絶妙な味わいで、大変美味しく頂きました。母も大満足。夜の「29」さんではいつもお腹一杯になってデザートまで辿りつけなかったので、デザートまで欲張れるのは嬉しいです!
いずれも甲乙つけがたい美味しさで、「29」さんらしい魅力に溢れたサンドウィッチ&デザートでした。もともと「29」さんは、近所ゆえオープン直後から何回か利用させて頂いていましたが、ディナーは量的に無理でも、ランチなら一人の時でも気軽に利用出来そうです。母も大変気に入って、メニュー全種類食べると意気込んでおりました。
唯一の心残りは、アルバイトらしき男性の接客が少々残念だったこと。「先にではなく、サンドウィッチと一緒のタイミングで」とお願いしたドリンク(復唱確認有)を、先に持って来てしまったのに気づき、「あ、後で…」の一言で厨房に戻ったことにも、サンドウィッチが出来上がった30分後、氷が解けて水滴びっしょりのグラスをに再び持ってこられたのには、うーんと唸ってしまいました。お昼の営業スタートからまだ日が浅いので、色々と手慣れていないのかもしれませんが、愛想はなくともコミュニケーションと、お客さんへの気配りは大事にしてもらいたいなぁと思いました。たとえシャイであっても、言葉足らずはいけません。
夜の「29」さんも、当初はシェフとマダムのお二人だけでの切り盛りが大変そうで、忙しなさが伝わってリラックス出来なかったり、お料理の「間」が長くて手持無沙汰だったりの「残念感」がありましたが、次第にそれも解消されていった経緯を鑑みて、「3&1 トレエウーノ・サンドイッチ」さんも、同じようにこれから居心地良くなっていくであろうことを願っています。シェフの料理は本当に美味しいんですから!
ごちそうさまでした。
2015年9月某日の旅先: 西荻窪「3&1トレエウーノサンドウィッチ」さん
トレエウーノ サンドイッチ (イタリアン / 西荻窪駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5