無芸大食・読書亡羊~美味しいものと本と旅~

美味しいものと本と旅が至福であり、生きがい。インスタ映えや星の数じゃなく、自分がいいと思えたものとの出会いを綴ってゆきたいです

代々木「ストリート・パスタ・カンパニー」~さっと手軽に生パスタ~

代々木駅周辺で、必要に迫られたクイックランチ。ささっと済ますなら、やっぱり麺かな~、と酸辣湯麺を食すべく「山水楼」さんに足が向きましたが、途中でこちらのお店「ストリート・パスタ・カンパニー」さんを発見。コンクリート打ちっぱなしの壁に、木製カウンター&テーブルのシンプルなカフェ風の店構えと、パスタメニュー。カフェパスタだったらスルーしてしまうところですが、生パスタの専門店とあったので入ってみました。

ミートソースカルボナーラなど定番メニュー含め数種ありましたが、一番人気という海老とモッツァレラチーズのトマトクリームスパゲッティをオーダーしてみました。パスタの量はデフォルトが150gで、100、200、250gとパスタの量が4段階で選べること、食前には、おまけみたいなやっつけサラダではなく、野菜のスムージーがつくのが、いいなと思いました。
 
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パスタは1.9mmぐらい(測ったわけではありません。市販のパスタサイズを思い浮かべながら推測)の太めのスパゲッティ。生パスタらしい小麦感があり、噛み応えもある食感ですが、サーブされた直後はパスタのつるんとした表面とソースとの絡みが弱く、何となくちぐはぐな印象。食べ進んでいくと、徐々にパスタがソースを吸って味が染み込み、チーズもとろけて一体感が出てきたあたりから、美味しくなりました。事前にしっかりと和えるタイプのパスタであれば、茹で立てアルデンテの方がいいと思いますが、このトマトクリームソースのように汁気が多めのパスタだったら、少し経って味が染み込んだところが、ちょうど良いあんばいのように感じます。

トマトクリームソースは、酸味もまろやかなコクもあって美味しかったですが、火が通り切っていないニンニクスライスをいくつか発見。ニンニク入り自体は構わないのですが、生っぽいのは齧ってしまうと悲劇で、ちょっと困りました…。また、お店の方が事前に紙エプロンの用意があることを教えて下さって、感謝。派手に飛び散りました(笑)。

生パスタ自体は正直「スパ吉」さん系列のタイプの方が好みですが、パスタソースは誰もが好きそうな王道・定番が多く、ハズレなく楽しめそうです。場所柄もあるでしょうが、若者率が多く(果敢に250gに挑戦している女子グループもいました)、活気に溢れた良い雰囲気のお店でした。ごちそうさまでした。

ストリート パスタ カンパニーパスタ / 代々木駅南新宿駅北参道駅
昼総合点★★★☆☆ 3.0