無芸大食・読書亡羊~美味しいものと本と旅~

美味しいものと本と旅が至福であり、生きがい。インスタ映えや星の数じゃなく、自分がいいと思えたものとの出会いを綴ってゆきたいです

神田「東京豆花工房」~ある日の世界旅行@TOKYO:②台湾編~

御茶ノ水「アドニストーキョー」さんでランチを頂いた後は、デザートです。次は、神田まで足を延ばしてお茶することにしました。

神田でのお目当ては「東京豆花工房」さん「かんだやぶそば」さんの真正面にある、台湾の伝統的なデザートである豆花の専門店です。開店当初から注目していたにもかかわらず、私がこの近辺を通る日は何故かお店の定休日である水曜日に出くわすことが多く、幾度も悔しい思いをしながら前を通り過ぎておりました。この日は、わざわざ定休日を外しての訪問です。やっと来れた…!

◆ 東京豆花(冷たいシロップ)
メニューは、シロップをかけただけのシンプルな原味豆花と、トッピングを加えた東京豆花の2種のみという潔さ。いずれも温・冷タイプが選べます。トッピングは数種類ありますが、いくつ選んでも同じ値段というのが凄い!全部載せでもお値段(650円)変わらずとのことなので、小豆、はとむぎ、ピーナッツ、かぼちゃの種、タピオカ、白玉…と、全て載せて頂きました。
 
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気温の高い日だったので、ぷるぷる豆花と、ひんやりシャーベット状のシロップに、舌が喜びます。シロップは黒糖のコクを感じつつも、素焚糖のさっぱりした甘味なので、豆花の味も、トッピングの雑穀類の素朴な味も、きちんと感じることが出来ました。日本で食べることが出来る豆花は、料理の後のデザートとして供されることが多いせいか、概ね小ぶりの量なのが不満でしたが、さすが「東京豆花工房」さんは専門店だけあり、小さめラーメン丼くらいの器になみなみ盛られていて、量もたっぷりなことに感動しました。

冷たいシロップの豆花は、これから夏に向けて一層美味しく頂けそうですが、寒い冬は冬で、温かい豆花でほっこりするも楽しみ。豆花好きとしては、年間を通して愛用させて頂きたいと思います。

ごちそうさまでした。

2016年4月某日の旅先: 神田「東京豆花工房」さん 

東京豆花工房カフェ・喫茶(その他) / 淡路町駅新御茶ノ水駅小川町駅
昼総合点★★★☆☆ 3.3