無芸大食・読書亡羊~美味しいものと本と旅~

美味しいものと本と旅が至福であり、生きがい。インスタ映えや星の数じゃなく、自分がいいと思えたものとの出会いを綴ってゆきたいです

中野「第二力酒蔵」~黄金週間・地元うろうろの日々③~

この日は20年来の友人たちと、昼から中野集合。今回は、日頃激務に明け暮れる友人が珍しく参加出来たのですが、彼の身体を気遣って早めの解散を、と最初は中野セントラルパーク(未だ違和感ある響き…)付近のカフェで過ごしておりました。が、私たちの気遣いをよそに、当の彼は帰り渋るばかり。だったら飲み屋街に移動して飲もうじゃないの!、と「第二力酒蔵」さんに飛び込みました。

中野の名酒場であるこちらは、和牛のたたき以外全てが魚か野菜料理で、いずれも「ザ・飲み屋」さんらしいシンプルでいてお酒との相性抜群のメニューが揃っています。1階はカウンターとテーブル、2階は座敷や宴会場がある席数200席のオオバコで、2人でも大勢でも安心対応。LOは22:45と早めだけれど、なんと開店は14時からで、昼からお酒が飲める中野のオアシス酒場です。

この日も1階は満席で、2階の座敷に案内されました。根っこが生えちゃいそうなゆるりとした雰囲気で、だらだらと飲めるシアワセ。しかし…、14時開店だけあって人気メニューはことごとく品切れ。昼にガッツリ食事を済ませていたので量的には丁度良かったのですが、「これ食べようっ!」と勢い込んでオーダーしたお料理は、「あいにく品切れで…」と言われること5回!結局無事に頂けたのは下記の品々でした。

◆ 〆鯖
DSC_1019

白海老唐揚げ&もずく酢
DSC_1016
 
◆ いか焼き
DSC_1018

ホタルイカのぬた
DSC_1017

◆ メゴチの天ぷら
 
軽い締め具合で半生に仕上がった〆鯖は、切り口も厚く端までピン!と角が立って見事でしたし、ぬた唐揚げなどどれも美味しかったけど、白魚の卵とじ蛤焼き、山菜天ぷらなど、涙をのんで諦めた品々もたくさん。食べたかったなぁ…。更に後日知人から、魚の煮汁で煮た豆腐煮と、茄子の田楽は必食!との指南を受け、リサーチ不足を悔みました…。

しかし、ハードワーク続きの友人は、気の置けない昔馴染みとのバカ話とだらだら飲みで、少しはリフレッシュ出来たようで、何より。こういうのも、正しい休暇の過ごし方ですよね。「第二力酒蔵」さんのことも大層気に入ってくれて、次回は決して出遅れることなく、昼から腰を据えて飲もう!とリベンジを固く誓い、笑顔で解散しました。

ごちそうさまでした。

2016年4月某日の旅先: 中野「第二力酒蔵」さん

第二力酒蔵居酒屋 / 中野駅
夜総合点★★★☆☆ 3.4