無芸大食・読書亡羊~美味しいものと本と旅~

美味しいものと本と旅が至福であり、生きがい。インスタ映えや星の数じゃなく、自分がいいと思えたものとの出会いを綴ってゆきたいです

代々木八幡「Nata de Cristiano(ナタ・デ・クリスチアノ)」~やっぱりナタはここが一番!~

先日の「クリスチアノ」さんでの食事の前に、系列店である「Nata de Cristiano(ナタ・デ・クリスチアノ)」さんを訪問しました。ポルトガルのポピュラーな焼き菓子であるパステル・デ・ナタが目当てです。こちらも以前から何度となく訪問しているのですが、夜に伺うのは初めて。まだ残っているかな…?と心配しながら伺いました。

「クリスチアノ」さん
のデザートメニューにも、もちろんパステル・デ・ナタは含まれているのですが、お店ではやっぱり他のデザートを頂いて、ナタは自宅でのお楽しみとするのが気分です。取り置きの電話をしておかなかったので、この日は2種類しか購入できませんでしたが、ともかくナタが買えて良かった!

パステル・デ・ナタ(ポルトガルのエッグタルト)
香り高いバターの芳香にうっとりしながら、サックサクのパイ生地を齧るのは至福のひとときです。しっかりした甘さとコクがありながら、ほどよく塩気も感じられるクリームは、卵のまろやかさとリッチな味わいが抜きんでていて、やっぱりナタはこちらのものが一番美味しい、と改めて思いました。一個でも確かな存在感のある食べ応えですが、後味が重たすぎず、舌に残るしつこさとは無縁なところも好きです。
 
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何もかけずプレーンのまままずは1つ、2つ目はオススメの食べ方であるシナモンを振って頂きます。シナモンを振りかけるのは京都「カステラ・ド・パウロ」さんでも薦められた食べ方なので、これが王道なのかな?尚、その日のうちに食べるのが最良ではありますが、ナタは翌日ぐらいまでなら温めて美味しく頂けます。翌日会った友人への手土産にしたら、大層喜ばれました。

◆ ケイジャーダ・デ・シントラ(シナモンとチーズのタルト)
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初めて頂きました。ポルトガルではナタ同様メジャーな焼き菓子だそうです。シナモン&チーズ…なんて素敵な組み合わせ。イメージしていたよりも甘く、シナモンの風味と相まっていかにも外国の焼き菓子風の味わいですが、固形のチーズが良いアクセントです。

本当は、エンバーダ・デ・フランゴ(チキンパイ)と、ビファーナ(ポルトガル風サンドウィッチ)の塩味系も頂きたかったのですが、遅い時間の訪問では残っているはずもありません。次回は事前の取り置きの電話をゆめ忘れることなく再訪します。

ごちそうさまでした。


ナタ・デ・クリスチアノパン / 代々木公園駅代々木八幡駅
夜総合点★★★☆☆ 3.6