無芸大食・読書亡羊~美味しいものと本と旅~

美味しいものと本と旅が至福であり、生きがい。インスタ映えや星の数じゃなく、自分がいいと思えたものとの出会いを綴ってゆきたいです

山梨・小淵沢「丸山珈琲 リゾナーレ店」~旅先のひとときを美味しいコーヒーで彩る~

小淵沢に着いた日はあいにくの空模様だったこともあり、観光はパスして早々にリゾナーレ八ヶ岳にチェックインしました。が、個人行動が多い我が一族ゆえ、早速三々五々散らばって、夕食までの時間を思い思いに過ごすことに。私は施設内にあるショップ&カフェで、のんびり過ごしました。
 
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平日の午後で、石の回廊が敷き詰められたピーマン通りと呼ばれるショップ&カフェストリートは閑散としていました。曇り空ということもあって、ちょっとさみしい感じ…。

5000冊もの本が用意されているホテルライブラリー仕様の「ブックス&カフェ」さんでで心ゆくまで本を見繕った後、同じく通り沿いにある「丸山珈琲 リゾナーレ店」さんでコーヒーを頂きました。西麻布の「丸山珈琲」さんで頂いたコーヒーが大変気に入っていたので、施設内にこのお店が入っているのをとても楽しみにしていました。

こじんまりとした店内には結構人がいたので、ちょうど雨が上がっていたこともあり、外のテラスで頂きました。変わりやすい山の天気ゆえ、数日前までは蒸し暑いくらいだったそうですが、この日は雨上がりでひんやりとしていて、ちょうど良い気候でした。
 
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こちらのコーヒーは種類が多くていつも本当に迷いますが、お店の方が快く、懇切丁寧に味わいを説明して下さいました。散々迷った末、店舗オリジナルの響きに負けて八ヶ岳ブレンドをオーダー。甘い香り漂う深煎りの一杯は、程よくどっしりとしたコクがあり、そのくせ後口がとても爽やか。この曰く言い難いすっきりした後味こそが、フレンチプレスで淹れるコーヒーならではの味なのでしょうか。期待を裏切られることなく、美味しい一杯を頂きました。「茜すみれ」というブレンドも美味しそうでしたが、今回はこの一杯だけで我慢。

同行者は、黒糖のような味わいというコメントに惹かれ、25周年アニバーサリーブレンドマイルストーンを。こちらも深煎りで、さらに重ための味わいで、焙香と言いたくなるような深みのある香ばしさを感じる一杯でした。

◆ コーヒーロール
夕食を美味しく頂くために間食禁止!と通達していたにもかかわらず、つい手が伸びてしまったコーヒーのお供。くるみ入りのデニッシュにコーヒーシュガーがまぶされたオリジナルペストリーで、苦みの効いたシャリシャリとしたトッピングと、しっとりデニッシュの組み合わせが妙に後を引く一品でした。

翌日は朝から出発してしまったので、残念ながら滞在中は一回しか訪問できませんでしたが、時間があればもう一度伺いたかったです。軽井沢本店はもとより、各地の「丸山珈琲」さんを訪ねてみたいとも思いました。

ごちそうさまでした。

丸山珈琲 リゾナーレ店喫茶店 / 小淵沢駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5