無芸大食・読書亡羊~美味しいものと本と旅~

美味しいものと本と旅が至福であり、生きがい。インスタ映えや星の数じゃなく、自分がいいと思えたものとの出会いを綴ってゆきたいです

亀戸「亀戸餃子 本店」~夏には欠かせないテッパンの組み合わせ~

夏に欠かせないのは、やっぱり餃子とビール!久しぶりに「亀戸餃子」さんのわんこそば状態のぎょうざをお腹いっぱい食べたくなって、亀戸に降り立ちました。ぎょうざの味もさることながら、もうもう立つ湯気と熱気に囲まれながら、餃子を焼く手が休まらない、いつも元気で豪快な店主の方のお姿を拝見するのも楽しみ。カウンター内のスタッフの方が絶えずお客さんに目配りしており、食べ進み方に合わせて次に焼くぎょうざの数を焼き場に伝える細やかなやりとりの声も好きです。

◆ ぎょうざ 
もはや説明無用かもしれませんが、「亀戸餃子 本店」さんのフードメニューは「ぎょうざ」のみで、他は飲み物だけです。席に着くと、辛子を添えた小皿と、1皿5個入りのぎょうざが一人2皿ノルマで自動的に提供されます。(写真は2皿目に残っていた2個を、3皿目に移したので7個映っています)
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3皿目からはお代わりが必要か聞いてくれますが、パリッと香ばしく焼かれた薄い皮に包まれた、野菜多めであっさりとした餡の小ぶりのぎょうざは、永遠に食べられる!と思ってしまう軽やかさ。事実、すいすいと口の中に入って、するりと胃に収まってしまいます。3皿目からサービスでつくもやしの小皿もビールのよいアテになり、この日は都合5皿完食し、満足感でいっぱいになりました♪

「亀戸餃子」さんぎょうざは、餃子&ライスのセットでガッツリとお腹を満たしたい向きには少々物足りないようにも言われていますが、私個人は、餃子をおかずにご飯が食べられないタチなのと、外側はクリスピー&中はあっさりとした餃子が好みゆえ、こちらは正に私のためにあるような味とシステムのお店。近所にほしいなぁ~、と行くたびに思ってしまいます。

途中入ってこられたお客さんは、このお店のシステムをご存知なかったようで、ライスがないとわかると残念そうに退店されていましたが、やっぱり餃子&ライスの組み合わせを求めている方もいらっしゃるのでしょうね。私はまだ訪問したことがないのですが、大島店錦糸町店にはぎょうざ以外のフードメニューもあるそうですね。これはこれでまた食べてみたいですが…。

お持ち帰りぎょうざもありますが、やっぱり活気ある店内で焼き立て熱々を頬張り、ビールをぐびぐび煽るひとときが一番です。餃子とビール、最高!

ごちそうさまでした。

亀戸餃子 本店餃子 / 亀戸駅亀戸水神駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5