亀戸「珈琲道場 侍」~外観からは想像できない居心地良さ~
「亀戸餃子」さんの後にコーヒーが飲みたくなって、南口にある「珈琲道場 侍」さんに伺いました。2階にあるお店を目指してビル脇の階段を上がろうとすると、同行者が「え、ここ…?」と若干戸惑っておりますが、さもありなん。
ごちゃごちゃと雑多な印象の細い路地に面している上に、ビルの入口に飾られた江戸文字フォントの幟といい、ビルに掲げられた「ミニショットバーと手落とし珈琲の店」と大きな白抜き文字で描かれた看板といい、イロモノ的な雰囲気は否めません(ごめんなさい)。がしかし、「大丈夫だから!」と励まして、お店の扉を開けさせてみると、印象はがらりと変わったようです。
ごちゃごちゃと雑多な印象の細い路地に面している上に、ビルの入口に飾られた江戸文字フォントの幟といい、ビルに掲げられた「ミニショットバーと手落とし珈琲の店」と大きな白抜き文字で描かれた看板といい、イロモノ的な雰囲気は否めません(ごめんなさい)。がしかし、「大丈夫だから!」と励まして、お店の扉を開けさせてみると、印象はがらりと変わったようです。
入って右奥は、ロッキングチェアがずらりと並ぶ長いカウンターとテーブル席、左側はソファ席が用意されていて意外と広く、落ち着いた照明で彩られた店内は、武家屋敷風の趣も感じられる雰囲気。メニュー名や食器なども「侍」という和のテーマを貫いていますが、決しておふざけ感はなく、むしろゆっくりと腰を落ち着けてコーヒーを味わうにはうってつけの、喫茶店らしい居心地の良さを感じます。スタッフの方も折り目正しく気持ちの良い接客ですし、もちろん味もきちんとしています。
ロッキングチェアも捨てがたいのですが、二人で来た時には落ち着かないので今回はソファ席に。外は猛烈に暑い日でしたので、クーラーでひんやりと冷えた空間は天国です。通りに面した窓からぼんやりと差し込む日の光を眺めていると、本当に武家屋敷に迷い込んだような心持ちになってきます。
◆ コーヒーゼリー
深煎りの豆を8時間かけて抽出した水出しコーヒーから作られたコーヒーゼリーは、ぽてっと丸みを帯びた器に盛られて出てきます。クリアで瑞々しく、水出しコーヒーのほろ苦さにアイスやシロップの甘さがじんわりと染みて、舌に心地よいゼリーでした。器が意外と大きめで、量が多いのも嬉しいですね。
◆ ショコラトルテ&侍オリジナルブレンド
店内は分煙ではないので、運悪く隣席の方が喫煙者だと残念な感じになってしまいますが、それでもこのお店の雰囲気が好きで、亀戸でお茶する時はここ以外はなかなか思いつきません。
将軍ハンバーグや殿様カレー、カレードリアなんかも美味しそうで、他のお客さんがオーダーしたカレーの香りに鼻腔をくすぐられてしまうのですが、いつも食事を終えてしまってから訪問するので、未だ頂く機会を得ていません。喫茶店カレーならではの美味しさがあるのでは…と睨んでおり、そのうちこちらで、食事&喫茶をゆっくりと楽しむ時間を作りたいと思っています。
将軍ハンバーグや殿様カレー、カレードリアなんかも美味しそうで、他のお客さんがオーダーしたカレーの香りに鼻腔をくすぐられてしまうのですが、いつも食事を終えてしまってから訪問するので、未だ頂く機会を得ていません。喫茶店カレーならではの美味しさがあるのでは…と睨んでおり、そのうちこちらで、食事&喫茶をゆっくりと楽しむ時間を作りたいと思っています。
ごちそうさまでした。