西荻窪「Kies(キーズ)」~日常に寄り添ってくれる焼き菓子たち~
気に入って昨年からとみに利用しているのが、「キーズ」さん。クッキーやケーキなどの焼き菓子のお店で、コーヒーはじめドリンクも飲めるカフェ席もちゃんと併設されているお店だが、クッキー1枚から買うことが出来る手軽さが嬉しい。
もちろん味も気に入っていて、犬の散歩の途中や、甘いものが食べたくなった時に、ひょいと小銭を握りしめておやつを買いに行く感覚で、ちょこちょこと立ち寄っている。通りに面したガラス張りの明るいお店で、外からもガラス瓶に入ったクッキー各種や、ケーキスタンドに並んだケーキがカウンターにずらっと並んでいる様子を眺められるので、臆さずにふらっと入っていける親しみやすさも魅力だ。
とはいえ、味は決してお手軽ではない。構えることこそないけれど、無防備にぽいと口に放り込むような真似はしたくない。きちんとお皿に並べ、コーヒーをいそいそと、しかし丁寧に淹れ、きちんと向き合ってコーヒータイムを始めたい。そんなシチュエーションが似合うお菓子だと思う。
クッキーは、甘さ控えめでくどさがなく、粉の風味が真っ直ぐ舌に届き、毎日食べても飽きない。硬めでサクサクの食感も、とっても好みだ。私的ベスト3のカルダモン&レモンピール、全粒粉、ビターカカオの他、オートミール、きなこ、ピーナツバター、抹茶&ココナッツなど多彩なラインナップ。お店の顔にもなっている、定番のプレーンのTHANKSクッキーは、相手に負担のないプチギフトにもぴったりで、私も事あるごとにお世話になっている。このクッキーの素朴な可愛らしさも必見なのだが、あまりにも常食しすぎていて、うっかり定番のクッキーたちを写真に撮るのを忘れていたのが悔やまれる。写真はジンジャーマンクッキー。
もちろん味も気に入っていて、犬の散歩の途中や、甘いものが食べたくなった時に、ひょいと小銭を握りしめておやつを買いに行く感覚で、ちょこちょこと立ち寄っている。通りに面したガラス張りの明るいお店で、外からもガラス瓶に入ったクッキー各種や、ケーキスタンドに並んだケーキがカウンターにずらっと並んでいる様子を眺められるので、臆さずにふらっと入っていける親しみやすさも魅力だ。
とはいえ、味は決してお手軽ではない。構えることこそないけれど、無防備にぽいと口に放り込むような真似はしたくない。きちんとお皿に並べ、コーヒーをいそいそと、しかし丁寧に淹れ、きちんと向き合ってコーヒータイムを始めたい。そんなシチュエーションが似合うお菓子だと思う。
クッキーは、甘さ控えめでくどさがなく、粉の風味が真っ直ぐ舌に届き、毎日食べても飽きない。硬めでサクサクの食感も、とっても好みだ。私的ベスト3のカルダモン&レモンピール、全粒粉、ビターカカオの他、オートミール、きなこ、ピーナツバター、抹茶&ココナッツなど多彩なラインナップ。お店の顔にもなっている、定番のプレーンのTHANKSクッキーは、相手に負担のないプチギフトにもぴったりで、私も事あるごとにお世話になっている。このクッキーの素朴な可愛らしさも必見なのだが、あまりにも常食しすぎていて、うっかり定番のクッキーたちを写真に撮るのを忘れていたのが悔やまれる。写真はジンジャーマンクッキー。
ケーキがまた素晴らしく、ビクトリアケーキや、リンゴ、プラムなど季節のフルーツを焼き込んだケーキなど、その日によってラインナップが異なるものの、様々なケーキが並ぶ。こちらもスポンジやタルト、フィリングのそれぞれの素材の味がストレートに楽しめる直球の味で、過剰なデコレーションはなし。スパイス遣いも私の好み。洗い立ての上質なコットンやリネンを連想させる佇まいだが、それだけで美しい様は、お店のインスタグラムに詳しい。
https://www.instagram.com/kies_nishiogi/?hl=ja
https://www.instagram.com/kies_nishiogi/?hl=ja
◆キャラメルチーズケーキ
私的No.1はキャラメルチーズケーキ。キャラメルのほろ苦さ、チーズのまろやかなコク、砂糖の甘さが、どれも主張しすぎず手を取り合っていて、お見事!ぞっこん惚れ込んでいる。
◆ブラックフォレストカップケーキ
私的No.1はキャラメルチーズケーキ。キャラメルのほろ苦さ、チーズのまろやかなコク、砂糖の甘さが、どれも主張しすぎず手を取り合っていて、お見事!ぞっこん惚れ込んでいる。
◆ブラックフォレストカップケーキ
◆パイナップルキャラメルケーキ
駅側に住む私にとっては、灼熱の夏場はちょっとだけ根性のいる距離だが、残暑の残る先日は、グレープフルーツとミントが入ったゼリーをゲット。こちらも美味しかった!
脳が痺れるほど甘くて蠱惑的なものに理性が吹っ飛んだり、芸術品のような完璧なフォルムや美しいデコレーションのケーキを前にしてうっとり見惚れる幸せは、スイーツならではの醍醐味だとは思う。けれど私の場合、そんなシチュエーションはたまにで良くて、普段頂くものとしては、「キーズ」さんのお菓子のような真っ直ぐさが有難い。今日もコーヒーのおともに、1、2枚。美味しいからもう1枚だけ…、なんて日常と共にあるお菓子たちだ。