散歩
待ちわびていた「絵本のひきだし 林明子原画展」が、ようやく東京に巡回してきたので、早速松屋銀座の会場に観に行ってきた。今思えば大変に贅沢だったのだが、幼少の頃の我が家には絵本が溢れていた。今は元気一杯の母だが、当時は体が丈夫ではなく、母と共…
御茶ノ水「アドニストーキョー」さんでのランチ後、神田まで歩いている途中で三井住友海上駿河台ビルの裏手を通りかかったのですが、このビルの屋上庭園が一般開放されているのを見つけて、立ち寄ってみました。もともとこのビルには屋上庭園があったらしい…
犬と暮らしていて「良かったなぁ」と思う出来事はたくさんありますが、日常生活で散歩の時間が増えたことは、大きな喜びの一つです。本来出不精で腰が重い私ですが、爛々と目を輝かせて今か今かと散歩の時間を待ちわびている犬を見ていると、「よっしゃ!」…
只今東京は花見の真っ盛り。桜好きの江戸っ子が多かった都内には桜の名所も多く、千鳥ヶ淵や隅田川周辺は言うに及ばず、新宿御苑や昭和記念公園などの国立公園、浜離宮恩賜庭園や六義園、小石川後楽園などの都立庭園まで、どこかしらで桜を愛でることが出来…
1月31日を以って、神奈川県立近代美術館の鎌倉館、通称カマキンが閉館となります。今後、収蔵品は鎌倉別館や葉山館で管理されるそうですが、鎌倉館に飾られるのは最後となる古賀春江の作品を見るために、最後の展覧会「鎌倉からはじまった1951-2016」(三期に…
所用ついでの犬の散歩で、久しぶりに朝から井の頭公園に。井の頭池の周りをぐるっと一周するだけでもなかなかの距離ですが、未だ紅葉が残っている木々に暖冬を感じたり、いつもとは違う顔ぶれの犬たちに出会ったりと、散歩のし甲斐がある楽しいコースです。…
※あくまでも個人的な感想です。一部作品のあらすじやテーマに触れている箇所がありますので、まだこの本を読まれていない方は、以下記述に目を通される際にはどうぞご留意ください。----------------------------------------------------------------------…
すみだ水族館自体はいつも通り素晴らしく、「蜷川実花×すみだ水族館 クラゲ万華鏡トンネル」も堪能出来て満足だったのですが、子供たちの嬌声の毒気に当てられて疲弊してしまったので、気分転換に甘いものをと、「MAX BRENNER CHOCOLATE BAR 東京ソラマチ店…
2012年のオープン以来、すみだ水族館は、私にとって東京でいちばん好きな水族館となりました。東京在住でありながら未だにスカイツリーに上がったことはありませんが、そのお膝元のすみだ水族館には、もう何度となく通っています。 今回は、蜷川実花さんがこ…
その昔は、私もいっちょまえにお菓子作りに手を出しことがあったのです。クレープやスポンジケーキなどの簡単なおやつ程度でしたが、当時花形だった城戸崎愛さんや入江麻木さん、そして「ア・ピース・オブ・パンケーキ」さんのオーナー、大川雅子さんらお菓…
都内にある美術館はどれも甲乙つけがたい良さがありますが、東京都現代美術館は、木場公園内にあるロケーションも、美術館の建物建築自体も、館内のインテリア(金沢21世紀美術館や、十和田市現代美術館でもおなじみマイケル・リンの、化粧室のアートワーク…
「生命大躍進」展を観終わった後に、リニューアルした地球館にも立ち寄ってみました。こちらでは、地球上の生物に関する展示だけでなく、地球環境の変化や、それを探るための科学技術の歩みなどが紹介されています。最上階から順に見ていったのですが、特に…
学生時代の得意科目は国語と歴史、苦手科目は理科と体育でした。とりわけ理科はまるで興味が湧かず、赤点ギリギリの成績のまま大人になりました。よもや、私のような者が、生物の進化をたどる企画展を観るために、国立科学博物館に行こうなどと考える日が来…
東京国立博物館(略してトーハク…は公式略称のようです)は、現在は「クレオパトラとエジプトの王妃」展、そして前回は「鳥獣戯画」展と、敷地内の「平成館」での特別展示が毎回大きな話題となっている、日本初の国立博物館です。ここには日本美術を展示する…
待ち合わせや次の予定までに、ぽっかり時間が空いてしまった時の暇つぶしはもっぱら本屋さんですが、そこが銀座ならば迷わず「教文館」さんの6階「ナルニア国」へと足を向けます。「教文館」さんはキリスト教に特化した書籍の出版社・書店で、自社ビルでもあ…
「小春軒」さんの回で書いた通り、人形町は母ご贔屓の街なのですが、お店で食べられるお料理以外に、美味しいものを買い求める楽しみがあるのも、この街の魅力のひとつです。この日も、ちょっとだけ寄って行こうといいながら、ささやかな買い物あれこれ。◆「…
6月にリニューアルオープンした銀座伊東屋がずっと気になっていましたが、やっと足を運べました。誰でも親しみやすく一般的な文房具や生活雑貨を扱うG.Itoyaと、額装や地球儀、万年筆などマニアックな文房具ファン垂涎のアイテムが並ぶK.Itoyaに分かれていま…