美術館・博物館
「谷口屋本店」さんを出てから、今度は南下して永平寺口駅に移動し、そこからえちぜん鉄道・通称えち鉄を利用して勝山駅を目指す。福井で行ってみたかった観光地No.1は、勝山市長尾山総合公園・通称「かつやま恐竜の森」、ご存知福井県立恐竜博物館のある公…
初日は曇天でしたが、2日目は見事な快晴となりました。リゾナーレ八ヶ岳内の「Y&Yグリル」でビュッフェの朝食を頂いた後は、早速観光に。道の駅で新鮮野菜をしこたま買い込んだり、これまた辺鄙な場所にあるパン屋さんに立ち寄ったりと道草を食いながら辿り…
大阪市内での建築巡りの見どころとして、中之島周辺はやはり外せません。とりわけ最も楽しみにしていたのが、大阪府立中之島図書館。重要文化財指定建築物ですが、以前訪問した時はあいにく休館日で、中を見学することが叶わなかったのです。今回はちゃんと…
1月31日を以って、神奈川県立近代美術館の鎌倉館、通称カマキンが閉館となります。今後、収蔵品は鎌倉別館や葉山館で管理されるそうですが、鎌倉館に飾られるのは最後となる古賀春江の作品を見るために、最後の展覧会「鎌倉からはじまった1951-2016」(三期に…
「世界のタイル博物館」に続く旅の2日目は、犬山市にある「博物館 明治村」です。ご存知の方は、「あぁ、あそこね!」と言ってくれるけど、なぜか私の周りでは名前さえ知られておらず、甚だ認知度の低い施設ですが、私にとっては、ディズニーランド他アミュ…
12月最後の旅、1日目の目的地は、名古屋から電車とバスを乗り継いで小一時間南下したところにあるINAXライブミュージアム。INAXが現在のLIXILグループに入る以前にオープンしたミュージアムで、建築陶器を含む、土と焼きものに関する文化施設と工房を有して…
国立新美術館の「ニキ・ド・サンファル」展は、予想を超える見応えで、素晴らしい展示でした。しかし、自らの心の底にあるものを余さず掬い上げ、それを全身全霊で作品に注ぎ込む、彼女のエネルギーの強さが凄まじく、鑑賞する側の体力もかなり強いられるも…
「FUMUROYA CAFE」さんですっかり元気を取り戻したので、早速美術館内を見て回ります。富山でなぜガラスなのか。それは、この県が「富山の売薬」で知られる薬都であることと、関係するそうです。そう、昔はガラス製の薬瓶の需要があったのですね。もちろん袋…
富山駅に降り立つのは、実に10何年ぶりです。当時は当然新幹線が開通していないばかりか、金沢さえもまだ今ほどメジャーなスポットではなく、北陸に行くと友人に告げると「何しに?」と聞かれる始末でした。新幹線が開通した今、富山駅のなんと立派で綺麗な…
2012年のオープン以来、すみだ水族館は、私にとって東京でいちばん好きな水族館となりました。東京在住でありながら未だにスカイツリーに上がったことはありませんが、そのお膝元のすみだ水族館には、もう何度となく通っています。 今回は、蜷川実花さんがこ…
初めて熱海の街を巡り、投宿して実感したことは、海と山の近さ、そして坂の険しさでした。海沿いの親水公園には「津波注意」の警告板が掲げられていましたが、不謹慎な想像とはいえ、地震発生時には津波の心配だけでなく、山の斜面が崩れることの心配も出て…
「生命大躍進」展を観終わった後に、リニューアルした地球館にも立ち寄ってみました。こちらでは、地球上の生物に関する展示だけでなく、地球環境の変化や、それを探るための科学技術の歩みなどが紹介されています。最上階から順に見ていったのですが、特に…
学生時代の得意科目は国語と歴史、苦手科目は理科と体育でした。とりわけ理科はまるで興味が湧かず、赤点ギリギリの成績のまま大人になりました。よもや、私のような者が、生物の進化をたどる企画展を観るために、国立科学博物館に行こうなどと考える日が来…
東京国立博物館(略してトーハク…は公式略称のようです)は、現在は「クレオパトラとエジプトの王妃」展、そして前回は「鳥獣戯画」展と、敷地内の「平成館」での特別展示が毎回大きな話題となっている、日本初の国立博物館です。ここには日本美術を展示する…
絵や彫刻などの作品の世界観だけでなく、ブログやインタビュー記事などから垣間見えるお人柄も含めて、大好きなアーティスト、奈良美智さん。原美術館にある奈良さんのアトリエを再現した「My Drawing Room」や、A to Zカフェ詣ではもちろん済ませていました…
十和田市現代美術館に初めて訪れたのは、2009年の夏のことでした。「アーツ・トワダ」プロジェクトの中核施設として前年にオープンした際は、メディアにも大きく取り上げられ、シンボリックなチェ・ジョンファの「フラワーホース」や、巨大且つリアルな「ス…
6月にリニューアルオープンした銀座伊東屋がずっと気になっていましたが、やっと足を運べました。誰でも親しみやすく一般的な文房具や生活雑貨を扱うG.Itoyaと、額装や地球儀、万年筆などマニアックな文房具ファン垂涎のアイテムが並ぶK.Itoyaに分かれていま…